パンのようでパンじゃない? 「クラウド・ブレッド」の魅力
食感はサクッ、フワッ 炭水化物オフで低糖質・低カロリー
欧米で今、「クラウド・ブレッド」という食品が大人気。たくさんの人がInstagramなどのSNSで話題にし、写真やレシピ動画を載せています。一体どんな食べ物なのでしょうか?
クラウド・ブレッドは直訳すると「雲(cloud)のパン(bread)」。文字通り、モコモコとした雲のような形のパンです。
材料は卵とクリームチーズ、ベーキングパウダー、砂糖のみ。小麦粉を使っていないのでグルテンも含まれていません。グルテンは小麦などの穀物に含まれるたんぱく質の一種。水と結びついて粘り気や弾力を生むのでパンやうどん、お麩、ケーキ、ホワイトソースなどを作る上では重要ですが、不耐症や過敏症などのアレルギーを持つ人も。その点、グルテンフリーのクラウド・ブレッドなら安心して食べられます。
炭水化物オフ、低糖質で低カロリーなので、糖質制限やダイエット中の人をはじめ、健康意識の高い人たちから注目を集めています。
材料はシンプル! 簡単調理でアレンジ自由!
クラウド・ブレッドは小麦粉を使わないので厳密な意味では「パン」ではありませんが、表面はサクサク、中はふんわりと軽いパンのような食感です。
材料がシンプルな上に、作り方もパンを焼くより簡単です。
- クラウド・ブレッドの作り方
(用意するもの)
卵 3個
クリームチーズ 45〜50g
ベーキングパウダー 小さじ1
砂糖 小さじ1
(作り方)
1. 卵を卵黄と卵白に分ける
2. 卵黄と砂糖、常温に戻したクリームチーズをボウルの中でよく混ぜる
3. 別のボウルに卵白とベーキングパウダーを入れ、ハンドミキサーで角が立つまで泡立てる
4. 2を加え、メレンゲの泡が消えないようヘラでそっとまぜる
5. オーブン皿にクッキングシートを敷き、生地を直径9〜10cm程に丸く広げていく
6. 150〜170℃に温めたオーブンで20分程焼く
焼き上がったら具を挟んでサンドイッチにしたり、ピザのようにトマトソースやチーズを乗せたり、スポンジケーキのようにフルーツやクリームと重ねたり、さまざまなアレンジで楽しめます。糖質やカロリーが気になる人も、そうでない人も挑戦してみては?
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