麹発酵 黒豆搾り

発酵黒豆をギュッと搾ったピュアな黒豆ドリンク
日本健康医学会賞受賞

【開発ストーリー】杜氏が、健康飲料を
つくることになるなんて。

「アルコール化させない発酵技術」を東京農大と共同開発

「麹発酵 黒豆搾り」はもともと黒豆焼酎の試作中に偶然に生まれた低アルコールの液体でした。焼酎としては失敗作でしたが、念のために成分分析を東京農業大学に依頼したところ、体に良い成分が絶妙のバランスで豊富に含まれている発酵食品であることが判明。「焼酎より健康飲料に」とアドバイスして下さった穂坂賢教授(醸造学科)との共同開発がスタートし、試行錯誤の結果、杜氏にとってはまさに新境地でしたが「アルコール化させない発酵」を実現。おいしくて体に良い、特許取得の「麹発酵 黒豆搾り」が誕生しました。

添加物頼みの健康食品に、
納得していますか。

「黒豆搾り」に含まれている成分は、すべて黒豆と麹菌由来のもの。一切添加することなく実現したそのバランスには、日本人の健康を支えてきた発酵食品の醍醐味を感じることができます。
そんな「黒豆搾り」は、開発に携った研究者や杜氏からも、自信と誇りをもってお勧めできる健康飲料です。

  • ポリフェノール

    強力な抗酸化作用を持つ植物由来成分。体を“錆び”させる活性酸素と闘ってくれる、アンチエイジングの強い味方です。

  • クエン酸

    柑橘類や梅干しに多く含まれるクエン酸は、疲労回復や新陳代謝を助けます。疲れているとき、積極的に摂りたい成分です。

  • アミノ酸

    皮膚、爪、筋肉、血液など、体のパーツの主成分であるたんぱく質はアミノ酸からできています。旨味成分でもあります。

  • ミネラル

    ナトリウム、カリウム、マグネシウム、鉄など、体の機能を維持するのに必須の栄養素。体内で合成できないので食事からの摂取が不可欠です。

  • 食物繊維

    水溶性食物繊維は、腸内細菌にとって大好物の“エサ”。腸内細菌が元気だと、腸の働きだけでなく、免疫力にも良いとされています。

成分

東京農業大学 穂坂賢教授の推薦文

天然素材100%を醸造技術で実現

2002年頃より、熊本県球磨郡の株式会社堤酒造、堤和弘社長より黒豆を主原料とした「黒豆焼酎」の開発についての相談を頂きました。この「黒豆焼酎」を開発するに当たり、健康を意識した焼酎開発を考えられていることを伺いました。

健康を開発のコンセプトにすると、焼酎よりも他の飲料への転換が必要であると考え、さらに会社の技術や製造ラインをも考慮すると、黒豆の持つ原料特性(サポニン、アントシアニン、エピカテキン、カテキン等のポリフェノールを豊富)を有する点、また黒豆を有効に分解するために利用を考えた白麹菌(Aspergillus kawachii)による米麹を生かすことが考えられました。白麹菌は、デンプンやタンパク質を糖やアミノ酸に分解するほか、クエン酸を生産する能力を有しています。これらポリフェノールの他、糖、アミノ酸、クエン酸など現代人に必要不可欠な物質を生産することにより、とかく栄養バランスを崩しているといわれる現代人の健康面をサポートする飲料を目指しました。株式会社 堤酒造、堤社長はじめ社員皆さんの取り組みの下、黒豆を使ったクエン酸酢が出来上がりました。

「黒豆搾り」は、酢酸菌が生産する酢酸ではなく、白麹菌が生産するクエン酸を酸味のベースにしており、このクエン酸と黒豆由来のアミノ酸、ポリフェノールを多量に含有しているのが本商品の特徴です。さらに白麹菌由来のビタミンの他、ミネラルも含んでいるためバランスよい飲料といえます。天然素材100%を醸造技術により創出した商品といっても過言ではないでしょう。

商品を試飲した感想は、クエン酸を酸味のベースにしているため、酢酸のような刺激が少なく、また糖やアミノ酸による甘味と旨味とがマッチしたまろやかさがあり、大人から子供まで気軽に飲むことのできるものになっています。含有している成分から考えると、毎日飲み続けることで、健康によいこと間違いないものと思われます。

東京農業大学 醸造学科教授
穂坂 賢

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