麹発酵 黒豆搾り

発酵黒豆をギュッと搾ったピュアな黒豆ドリンク
日本健康医学会賞受賞

コラム まめばなし

毎年悩ましい“あの症状”にも!? アントシアニンの力とは

2017/04/07 お役立ち成分   

酸化を防ぐ“紫の力”

黒豆や小豆をはじめ、ブドウ、黒米、ブルーベリー、赤シソの葉、ムラサキイモやベニイモなどの濃い赤や青、紫色の正体は、ポリフェノールの一種アントシアニン。あの色には植物が自ら身に付けた“守る”力が秘められています。

植物の果実や花の赤、青、紫といった色を構成する天然色素アントシアニン。あの濃い色は、植物が紫外線やウイルスなどから身を守るために作り出したものです。その“守る”力は、ヒトにも有効だと考えられています。

注目は何といっても強い抗酸化作用。体内で発生し老化の原因となる活性酸素に対して有効に働きます。また血中の悪玉コレステロールが酸化するのを防ぎ動脈硬化の予防にも役立つほか、肝臓での適切な糖代謝を促進し血糖値の上昇を抑えてくれます。さらに内臓脂肪の蓄積抑制(メタボリックシンドローム予防)や、血流促進による血圧抑制効果なども期待できます。

春の“厄介な風物詩”にも有効!?

動物実験の段階ですが、アントシアニンは花粉症にも有効という研究報告もあります。体内に侵入した花粉(アレルゲン)を排出するために「ヒスタミン」という物質が生成されることで、くしゃみや鼻水、涙目などが起きるのが花粉症ですが、実験の結果、アントシアニンにはこのヒスタミンを減少させる働きがあることが分かったそうです。

ちなみによく「アントシアニンは目の機能回復に役立つ」ともいわれます。光を感知するタンパク質ロドプシンの分解・再合成をアントシアニンが促すということですが、目を酷使することで起きる「目がショボショボする」「視界がぼやける」などのいわゆる「疲れ目」が、ロドプシン再合成の不具合によるものなのかどうかは、まだはっきりとは証明されていないそうです。こちらは今後の研究に期待したいですね。

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