麹発酵 黒豆搾り

発酵黒豆をギュッと搾ったピュアな黒豆ドリンク
日本健康医学会賞受賞

コラム まめばなし

爪で分かる、あなたの健康

2018/01/26 美と健康   

「これって病気のサイン?」爪の微妙な変化に注意

手や足先のお手入れをする際、爪の形や色などを意識して見ていますか? 「爪は健康のバロメーター」ともいわれるほど体の不調などの影響が出やすいところです。

深爪などが原因で足の指に体重がかかると爪の角が指に食い込む「陥入(かんにゅう)爪」や、爪の縁が横方向に丸まり入り込む「巻き爪」、爪と皮膚の間に白癬菌が入り込む爪白癬(爪水虫)などは部分的に見られる症状ですが、全ての爪に変化が見られる場合、不規則な生活や内部の疾患によることが多いそうです。

たとえば爪の中央がへこんで縁が反り返る「さじ状爪(スプーン爪とも)」の人は鉄欠乏性貧血、爪が全体に大きく丸く盛り上がり、指先が肥大化してくる「ばち状爪」の人は肺疾患や心疾患などによる酸素不足の恐れがあります。また爪が先端から全体に渡って徐々にはがれ始める「爪甲剥離症」は、爪白癬のほか貧血の可能性が考えられるとか。

色の変化も重要です。健康的な爪は、毛細血管を流れる酸素をたくさん含んだ血液により自然なピンク色をしています。白や黄色、黒や紫など極端な色の変化が見られる場合、隠れた内臓疾患のサインかもしれません。

足りてない栄養素は? 爪と食事の密接な関係

爪が体の状態を表すシグナル的な器官ということがお分かりいただけたでしょうか。

では、美しい爪を保つために普段の食生活で気をつけることとは何でしょう。

爪は角質が硬く変化した、いわば皮膚の一部。主成分は毛髪と同様、ケラチンというたんぱく質です。

良質なたんぱく質を取ることはもちろんのこと、皮膚の健康を保つビタミンAやビタミンB2、たんぱく質の代謝を助け爪の成長を促すビタミンB6なども欠かせません。

赤血球の材料となって全身に酸素を届け貧血を予防する鉄や、細胞の代謝や成長を促進する亜鉛も必要です。

  • 赤身肉:たんぱく質、鉄、亜鉛
  • レバー:ビタミンA、B2、B6、鉄
  • カツオやマグロ、サバ:たんぱく質、ビタミンB6
  • カキ:亜鉛
  • 納豆などの大豆製品:たんぱく質、ビタミンB2、B6、鉄、亜鉛
  • 卵や牛乳:たんぱく質、ビタミンB2
  • 緑黄色野菜:ビタミンA(小松菜やホウレンソウは鉄も)

こうした食品を中心に、バランスの取れた食事を心掛けるようにしましょう。

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