麹発酵 黒豆搾り

発酵黒豆をギュッと搾ったピュアな黒豆ドリンク
日本健康医学会賞受賞

コラム まめばなし

食べてリラックス!? 「GABA」と「ムードフード」

2019/12/26 食べ物のチカラ   

最近よく聞く「GABA」って何?


先日「睡眠の質を改善する」という効果をうたったチョコレートがちょっとした話題に。食べた人の「ぐっすり眠れた」「朝スッキリ起きられた」といった感想がSNSに多数寄せられていました。

そのチョコレートは機能性表示食品として販売されたもの。「睡眠の質を改善する」という機能に関与する成分がγ-アミノ酪酸、別名「GABA(Gamma-aminobutyric acid)」です。

GABAは、私たちの脳や脊髄などに存在するアミノ酸。脳内で抑制性神経伝達物質として働き、血圧上昇抑制や抗ストレス、精神安定などの効果があると言われています。

前述のメーカーによると、100mgのGABAを含んだ食品は、含まない食品と比較して「深い睡眠の増加」や「起床時の気分の改善」などの効果が見られたそうです。

GABAはチョコレートやココアなどのカカオ、トマトやナス、ジャガイモなどナス科の野菜、漬け物や甘酒などの発酵食品、発芽玄米に多く含まれます。またグルタミン酸から生成されるため、肉や魚、卵、チーズなどを取ることで体内のGABAを増やすこともできます。

ストレス社会で注目の「ムードフード」とは?


GABAのように、不安や緊張を緩和しリラックスや快眠に役立つ成分を含んだ食品は「ムードフード」と呼ばれています。GABAのほかには緑茶のテアニンやアミノ酸の一種グリシン、カモミールやレモンバームといったハーブ類などが代表的です。

もちろん何か特定の食品を食べただけで劇的に効果があったり症状が改善したりするわけではなく、バランスの取れた食事が大切なのは言うまでもありません。そもそも一度食べたくらいで目に見えて体に変化が起きたら、ちょっと怖いですよね。

大切なのは、自分が食べているものにどんな栄養が含まれているかを日ごろから意識することではないでしょうか。何が足りていて何を取りすぎているのかが分かっていれば、過不足を調節することもできます。

現代社会は何かとストレスフル。毎日の規則正しい食生活に、こうした「ムードフード」を上手にプラスしてみてはいかがでしょう。

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