麹発酵 黒豆搾り

発酵黒豆をギュッと搾ったピュアな黒豆ドリンク
日本健康医学会賞受賞

コラム まめばなし

“癒しの木”の贈り物、マヌカハニーのすごいチカラ

2019/08/26 食べ物のチカラ   

高い抗菌・殺菌作用と保湿力に注目!


昔から食用としてだけでなく薬や化粧品としても民間利用されてきた蜂蜜。中でも「マヌカハニー」は、その優れた成分から人気を集めています。

マオリ語で「癒しの木」「復活の木」を意味するマヌカ。和名を「ギョリュウバイ(御柳梅)」というフトモモ科の植物です。ニュージーランドやオーストラリアに植生し、古くから人々が葉を煎じてお茶や薬として利用してきたことから、「ティーツリー」とも呼ばれています。

マヌカの花の蜜から集めた蜂蜜「マヌカハニー」は、近年スーパーフードとして注目され価格も高騰。Liquid Gold(液体の金)という別名もあるほどです。

特に注目されるのが高い抗菌・殺菌作用。もともと一般的な蜂蜜にもそうした働きがありますが、マヌカハニーの場合はメチルグリオキサール(MGO)という特有の成分から来るものです。MGO自体はマヌカの花蜜には存在せず、ハチによって集められた蜜の中に含まれるジヒドロキシアセトンという物質が巣の中や採蜜後の容器の中で徐々にMGOへと変わっていきます。

MGOは喉の炎症緩和、虫歯や歯周病・歯肉炎予防などのオーラルケア、胃の中のピロリ菌の殺菌といった効果を持つとされています。民間療法ではやけどや切り傷の治療などにも用いられ、また保湿力を利用し化粧品やせっけんの原料にも使われています。

選ぶときはラベルの表記をチェック!


MGOの値が高いものほど高価ですが、最近は後からMGOやジヒドロキシアセトンを人為的に添加したものも出回るようになりました。

そこで登場した新たな指標が、MGO同様マヌカハニー特有の成分で人為的な添加も難しい「レプトスペリン」という配糖体。発見した兵庫県立大学の加藤陽二教授によると、こちらは炎症性酵素を阻害する働きを持つそうです。

ニュージーランドのマヌカハニー認証団体「UMFハニー協会」では、UMF(Unique Manuka Factor)という独自の基準値を定め、MGOやレプトスペリンの含有量によってマヌカハニーの格付けを行っています。購入の際はラベルにある「UMF」や「MGO」といった表記と数値を目印にするとよいでしょう。

普段遣いは普通の蜂蜜で、ちょっと特別なときはマヌカハニー、という風に使い分けてはいかがでしょうか。

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