麹発酵 黒豆搾り

発酵黒豆をギュッと搾ったピュアな黒豆ドリンク
日本健康医学会賞受賞

コラム まめばなし

アレルゲンのないアレルギー!? 「寒暖差アレルギー」とは

2017/10/20 トピックス   

季節の変わり目にご注意!

朝布団から出たとき、暖い部屋から寒い外に出たとき、暖房のないトイレやキッチンに移動したとき、急に鼻がむずむずしてくしゃみや鼻水が出てくる……。なんてことはありませんか? それ、「寒暖差アレルギー」かもしれません。

この症状は前日と次の日、朝夕と日中などの気温が極端に違うと起きます。「アレルギー」と名が付きますが、ハウスダストや花粉などいわゆるアレルゲン(アレルギー原因物質)がない非アレルギー性鼻炎で、医学的には「血管運動性鼻炎」と呼ばれています。鼻水の色が透明ならアレルギー性鼻炎や風邪ではなく寒暖差アレルギーの可能性があります。

はっきりとした原因はまだ分かっていませんが、自律神経の乱れによって引き起こされると考えられています。自律神経は血管を拡張・収縮させることで体温を調節する役割を持っていますが、温度差が7度以上だと反応が間に合わなくなるのだとか。

日常生活の工夫で対処は可能!

アレルギー性鼻炎と違い、寒暖差アレルギーは体が温度差に慣れてくると自然と症状が治まります。とはいえ不快なことに変わりはありませんよね。どのように対処したらいいのでしょう。

重要なのは「体が感じる寒暖差を減らすこと」「自律神経の調子を整えること」の2点。

寒暖差を減らすには(1)気温や室温に合わせて衣服をこまめに脱ぎ着する(2)室内では膝掛けやスリッパを使う(3)外出時にはマフラーや手袋などを着用する(4)汗をかいたら冷えないように拭き取ったり着替えたりする(4)マスクを着用して鼻の粘膜を冷やさないようにする、などの方法が有効です。

自律神経の調子を整えるには(1)ぬるめのお風呂に浸かりリラックスする(2)ウォーキングやエクササイズなどの軽い運動で体力を付ける(3)栄養バランスの取れた食事を心掛ける(4)ショウガやニンニク、スパイスの利いた料理で体を温める、などの方法が有効です。

本格的な冬を迎える前に、ちょっとした工夫で体のコンディションを整え、寒暖差アレルギーを予防しましょう。

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