麹発酵 黒豆搾り

発酵黒豆をギュッと搾ったピュアな黒豆ドリンク
日本健康医学会賞受賞

コラム まめばなし

「添え物」なんて言わせない! パセリの意外な栄養価

2017/08/18 食べ物のチカラ   

実は超有能! パセリに秘められたパワーとは

居酒屋メニューにちょこんと添えられているパセリ。「えっ?あれ食べる人いるの?」という人も多いのでは? でも実はこのパセリ、ただの付け合わせにしておくにはもったいないほどのパワーを秘めているんです。

セリ科らしい独特の香りが日本でも昔から親しまれているパセリは、栄養面でも優秀な野菜なんです。100gあたりの含有量で見ると、体内でビタミンAに変換されるβカロテンをはじめビタミンB1、B2、Cなどのビタミン類をとても多く含んでいます。特にビタミンKは生鮮食品の中でも最多。またカルシウムやマグネシウム、鉄、カリウムなどのミネラルも豊富で、野菜の中ではトップクラスの栄養価を誇ります。

香りの正体はアピオールという精油成分で、同じくパセリに含まれる葉緑素やフラボノイドと共に口臭予防の効果があるといわれています。ただしアピオールは過剰摂取するとさまざまな健康障害を引き起こすため、特に妊娠中の女性は大量摂取を避けた方がよいとされています。「大量」の目安について国立健康・栄養研究所では「例えば200gほど」としていますが、付け合わせに乗っているのはせいぜい1〜3gくらい。200gというと約10束にもなります。そんなにパセリを食べる人はそもそもいませんよね。

アレンジメニューでもっと食卓に取り入れて

100gあたりの栄養価は優秀なパセリですが、難点は出番の少なさではないでしょうか。普段は料理の付け合わせくらいにしか使われず、一度に食べる量はほんの少し。なんだかもったいないですね。

ジュースやスムージーにして手軽に飲む方法もありますが、せっかくだからもっとメインの食材として使って、美肌にうれしいβカロテンやビタミンC、むくみ改善につながるカリウム、骨粗しょう症予防に効果的なビタミンKなどをおいしく取り入れてみませんか?

刻んだパセリとおろしニンニク、レモン汁をバターに練り込んだパセリバターは魚や肉料理のソースにオススメ。松の実やクルミ、粉チーズ、オリーブオイルと一緒にペースト状にしてパスタに絡めればジェノベーゼ風の変わり種パスタになります。Instagramで話題の具ぎっしり系ボリュームサンドイッチにするのもアリ。さっとゆでておひたしにしてもクセが取れておいしく食べられます。皆さんもいろいろなアレンジメニューを試してみては?

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