麹発酵 黒豆搾り

発酵黒豆をギュッと搾ったピュアな黒豆ドリンク
日本健康医学会賞受賞

コラム まめばなし

旬を味方に! 夏野菜で作ろう“バテない体”

2017/06/09 食べ物のチカラ   

季節のおいしさを取り込もう

春には春の、夏には夏の食べ物を。野菜や果物、魚には「旬」があります。栽培技術の向上や流通の発達などで、今では同じ野菜が一年を通して食べられますが、やっぱり旬のものはおいしいですよね。

旬にはいくつかの解釈があります。季節を先取りして感じられるいわゆる「初物」を指すこともあれば、収穫量がピークを迎える「出盛り期」を言う場合も。根菜のように最盛期に収穫してすぐには消費せず一定期間貯蔵した方がおいしくなるものもあります。

それぞれの土地で生育に最適な季節に無理なく作られた新鮮な野菜は、栄養価も高く味もよくなります。最も収穫量が多いということはそれだけ市場に出回り、値段も下がって手に入りやすくなるということ。せっかくのお財布に優しい旬の野菜を食べない手はありませんよね。

暑さに負けない栄養がいっぱい!

夏野菜に多いのは、「成り物」と呼ばれる果菜類(果実を食べる野菜)。ぶらりと垂れ下がるように実ることから「ぶらり野菜」とも言われます。代表的なものにはトマトやナス、ピーマン、オクラ、トウモロコシ、カボチャ、ズッキーニ、ニガウリ(ゴーヤー)、キュウリなどがあります。

夏野菜にはカリウムやビタミンA・C・E、ビタミンK、カロテンがたっぷり。特に夏はたくさん汗をかくため水分やナトリウム調節がうまくいかず体がむくみがちになりますが、カリウムがナトリウムの尿排出を促しむくみを解消してくれます。またカロテンは体内でビタミンAに変わり、ビタミンC、Eと共に強い抗酸化作用を発揮します。

カリウムといえばスイカにも含まれます。トマトと同様に強力な抗酸化力を持つリコピンも豊富です。スイカも果菜に分類される場合があるので、強引に「夏野菜」の仲間に加えてもいいかもしれません。

シンプルな焼き野菜や天ぷらもおいしいですが、ラタトゥイユやカレー、ゴーヤーチャンプルーなど、一度にたくさん夏野菜を取れるメニューがお勧め。バテ気味な夏を、旬のおいしさで乗り切りましょう!

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