麹発酵 黒豆搾り

発酵黒豆をギュッと搾ったピュアな黒豆ドリンク
日本健康医学会賞受賞

コラム まめばなし

海の食物繊維で美しく! “昆活”始めせんか?

2017/01/13 食べ物のチカラ   

腸に効く昆布の繊維

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和食の基本となる「うまみ」のもととして、日本人の食卓に欠かせない食べ物といえば「昆布」ですね。昆布には、女性にうれしい美と健康の秘訣がいっぱい詰まっています。

乾燥昆布(※真昆布の場合)の約50%は炭水化物。その大部分は食物繊維と難消化性の糖質です。食物繊維は腸内の動きを活発にして便通を促してくれます。中でも注目はアルギン酸やフコイダンなどの水溶性食物繊維。昆布を煮たり水に浸けたりしたときに出る独特の粘り成分で、骨のカルシウム吸収を促したり、腸内環境を整えて血糖値やコレステロール値の改善に役立ちます。アルギン酸は糖質や脂質を絡め取って腸からの吸収を抑える働きを持ち、フコイダンは免疫力を調整してくれるほか、動物実験ではがん抑制効果も確認されています。

乾燥した昆布の表面は白く粉が吹いたようになっていますが、あの白い粉の正体はマンニットという昆布の甘みのもととなる糖質。よく育った昆布にはたくさん出ます。糖質ですが小腸で消化・吸収されにくいのが特徴です。

美をサポートする海のミネラル

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昆布に約20%含まれているカルシウムやカリウム、ナトリウム、鉄分、ヨウ素(ヨード)といった海のミネラルは体内への消化吸収率がよく、約80%が吸収されるといわれています。特にヨウ素は、成長や代謝を促す甲状腺ホルモンの原料となり、お肌のハリや潤いに大いに関係してきます。またカリウムは塩分を体外に排出する働きを持ち、むくみや高血圧などを防いでくれます。

“うまみ”を活用して減塩・ダイエット!

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さて、忘れちゃいけない昆布の特徴といえば「うまみ」ですね。昆布のうまみのもととなるアミノ酸「グルタミン酸」のおかげで味付けが薄くても満足感を得やすくなり、塩分や糖分、油の取りすぎを防ぐことができます。さらに昆布の食物繊維は糖質やコレステロールの吸収を抑えてくれるだけでなく、お腹の中で水分を吸収して膨らむので満腹感を味わえます。その上、昆布はローカロリー。まさにダイエットにピッタリというわけです。

だしとして使うだけじゃもったいない。お味噌汁やお鍋に、主役のおかずに、和洋中さまざまなアレンジで毎日の食事に昆布を積極的に取り入れ、海の食物繊維やミネラルをいただきましょう!

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