上手に使えばカラダ喜ぶ もっと食卓にハーブを!
ハーブの持つ効果に注目!
みなさんはご家庭で何種類のハーブを使っていますか? 香りや彩りで料理を、食卓を豊かにしてくれるハーブは、健康にもうれしい効果が……。
古来、人類はハーブのさまざまな効果に着目し、食べ物やお茶、薬として利用してきました。また香り成分が持つ防腐・防虫・鎮静作用などを利用し、香料や入浴剤、防虫剤などにも使われています。
アメリカでは1990年代、食品の成分ががん予防に果たす役割を解明する「デザイナーフーズ計画」という研究が進められていました。そこでもバジルやミント、ローズマリー、タイム、セージといったハーブ類が有効性のある食品群として選定されました。
ちなみに、和食でおなじみの三つ葉や大葉(シソ)、エゴマ、木の芽(山椒の若葉)、今ブームのパクチー(コリアンダー)もハーブです。
豊かな風味をプラスして減塩効果UP!
ここで代表的なハーブの特徴をご紹介。
- バジル
イタリア料理でおなじみ。爽やかな甘い香りでトマトとの相性がよい。胃腸の調子を整える効果やリラックス効果が期待できる。 - ペパーミント
清涼感のある香りが特徴。主にお菓子に使われる。アレルギー症状を和らげる働きがあるとされ、ハーブティーは花粉症対策にお勧め。 - ローズマリー
イタリア料理で肉の臭み消しや風味付けなどに使われる。抗菌・抗酸化作用がある。香りが強いので使いすぎに注意。 - タイム
爽やかな芳香と苦味が肉・魚料理にぴったり。リラックス効果と高い殺菌力を持つとされるほか、消化を助ける役割も。 - セージ
肉の臭み消しに使われる。喉の痛みを和らげ、気分をリフレッシュする効果があるといわれている。 - パセリ
日本でもなじみの深いハーブで、ビタミン類が豊富。苦味と青臭い香りの精油成分アピオールが口臭予防に役立つ。
以上は一般的にいわれている健康効果ですが、ハーブの利点で大きいのは、料理に豊かな風味を加えることによって使う塩の量を減らせる「減塩効果」が期待できるところでしょう。
それぞれのハーブの特徴を知り料理によって使い分けたり、スパイスや柑橘類の酸味などと組み合わせれば、高血圧の予防につながります。
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