うれしい成分がいっぱい! アボカドは女性の味方
「森のバター」の実力は……!?
美と健康をサポートする成分がたっぷり入った食品として人気のアボカド。サラダやハンバーガー、ディップ、おすし、スムージーなどさまざまな形で親しまれています。
先日ラジオで、「じゃがバター」のジャガイモをアボカドに変えた料理が紹介されていました。アボカドを半分に切り種を取り除いた後のくぼみにバターを入れ、レンチンして黒こしょうと粉チーズをかけるというもの。「森のバター」と呼ばれるアボカドにさらにバターを乗せるという背徳感あふれる一品ですが、とてもおいしそうですよね。
アボカドが「森のバター」と呼ばれるのは脂質を多く含むためですが、アボカドの脂質のほとんどはn-9系脂肪酸や必須脂肪酸のn-6系、n-3系脂肪酸といった不飽和脂肪酸。これらは血中コレステロールを低下させてくれる善玉脂質です。
ほかにも、抗酸化作用を持つビタミンEや、貧血予防に欠かせない赤血球を作る葉酸(ビタミンB9)、ナトリウム排出を促し血圧上昇を防ぐカリウム、高血圧予防や骨の健康に役立つマグネシウム、便秘予防に効果的な食物繊維などが豊富です。
サラダ以外にも……。いろんな料理で大活躍
非常に栄養価の高いアボカドですが、みなさんはどのように料理していますか? サラダやディップ、マグロの切り身と合わせる食べ方などはポピュラーですが、実は前述の「アボカドバター」のように加熱してもおいしくいただけちゃうんです。
シンプルにソテーしてもよし、フライや天ぷらなどの揚げ物にしてもよし、種のくぼみに卵を落としてお好みの調味料を振り、オーブントースターでグラタン風に焼くのもオススメ(卵は半熟にするのがポイント)。クリーミーな食感が楽しめます。
加熱する調理法は、完熟していない硬いアボカドにも有効です。アボカドは皮の色が深緑や黒で、へたの部分と皮の間に少し隙間ができているもの、持った感触が全体的に少し柔らかいもの(店頭では押し過ぎ厳禁!)を選ぶのがコツですが、万が一買ったものがまだ未熟な場合も、加熱することで程よく柔らかくなります。
みなさんも、思い思いの方法でアボカドのアレンジレシピを楽しんでみては?
※数値やデータ、用語は執筆時点のものであり、常に最新であることを保証するものではありません。
※記事中のURLはリンク切れになっている場合がありますのでご了承ください。
※その他の免責事項に関しては当サイトショッピングページの個人情報保護ポリシーをご覧ください。