足りてますか「エストロゲン」 女性の味方・大豆のパワー!
加齢とともに減っていく女性ホルモン
「エストロゲン」という名前を聞いたことはありますか?「女性ホルモン」という別名のほうがおなじみかもしれません。その名の通り、バストアップや生理・妊娠、ふくよかな体つきや美肌・うるおい、髪のツヤといった「女性らしさ」を支える役目があります。さらに骨からカルシウムが流出するのを抑え、骨粗しょう症の予防にも役立ちます。
卵巣で作られるエストロゲンは加齢や閉経により分泌量が減少し、その結果ホットフラッシュ(急な顔のほてり・のぼせ)や発汗、イライラ・不安、肩こり・頭痛などさまざまな症状を引き起こします。これは更年期の女性に限ったことではなく、ストレスや無理なダイエット、不規則な生活などが原因でも同様の症状が現れます。
お悩み解決!イソフラボンの不思議なチカラ
不足しているエストロゲンを補ってくれるのが「イソフラボン」というポリフェノールの一種。黒豆を含む大豆類に多く含まれる天然成分です。このイソフラボンは、エストロゲンにとてもよく似た構造と働きを持っています。つまり女性の美と健康をサポートしてくれる成分というわけです。 「植物(フィト)エストロゲン」とも呼ばれるイソフラボンの効力は、エストロゲンの1000分の1〜1万分の1と弱く、穏やかに、優しく作用するのが特徴です。
エストロゲンに似た作用があるイソフラボンですが、逆にエストロゲンの働きを弱める「抗エストロゲン作用」もあります。一見矛盾するようですが、実はエストロゲンの過剰分泌は乳がんなどホルモン依存性のがんを引き起こすおそれがあるんです。イソフラボンはエストロゲンの過剰分泌を抑え、過不足のバランスを整えてくれます。
ますます進む高齢化とストレスフルな社会に生きるわたしたちにとって、イソフラボンたっぷりの大豆は「なくてはならない食品」というわけですね。
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