麹発酵 黒豆搾り

発酵黒豆をギュッと搾ったピュアな黒豆ドリンク
日本健康医学会賞受賞

コラム まめばなし

健康長寿でACE(エース)を目指す! 長寿県に学ぶくらしのヒント

2019/01/30 トピックス   

「女性の長寿日本一」はあの県!


「女性が一番長生きする県」って、どこだと思いますか? 実は現在、長野県が女性の長寿日本一なんです。その秘訣は一体何でしょう?

5年ごとに厚生労働省から発表される「都道府県別平均寿命(都道府県別生命表)」で、1975年からトップだった沖縄県を抜き、2010年に長野県が女性の平均寿命1位に輝きました。2015年の最新データでも87.675歳で首位をキープしています。

ちなみに男性は、1995年以来守ってきた1位の座を滋賀県に譲ったものの、こちらも現在81.75歳で2位という優秀さです。

「信濃では雪とこたつとお葉漬」という言葉もあるほど、冬の寒さが厳しく雪深い長野県では、昔から漬物やみそなど塩分の高い保存食をたくさん食べてきました。そのため高血圧や脳血管疾患になる人も多かったようです。

そんな長野県が、一体どのようにして「長寿日本一の県」になったのでしょうか。

健康づくりの合言葉「ACE」とは?


長野県は1981年から「県民減塩運動」を開始。自治体はもちろん、保健師や栄養士、食品業者、メディアなどが一丸となって減塩を進めたおかげで、食塩摂取量は徐々に減っていきました。

その後も全国初となる食生活指針策定や骨粗しょう症予防事業といった食生活改善と健康増進の運動を次々と実施。こうした努力が実り、県民の平均寿命は伸びていったのです。

現在長野県は、新たに「信州ACE(エース)プロジェクト」という健康づくりの県民運動を推し進めています。

ACEのAは「Action(体を動かす)」。スポーツはもちろん、徒歩通勤や散歩、掃除など、生活に運動を取り入れ高血圧や体の機能低下を防ぐというものです。

Cは「Check(検診を受ける)」。年に一度は特定検診を受け、生活習慣病の早期発見・早期治療につなげます。また口腔検診や毎日の血圧チェックなども健康増進に役立ちます。

Eは「Eat(健康に食べる)」。減塩に努めることはもちろん、野菜を増やす(長野県は野菜の摂取量全国1位※厚生労働省・平成28年「国民健康・栄養調査」)など、バランスの取れた食事を心掛けるというものです。

2010年には男性が全国13位、女性が7位だった脳血管疾患による死亡率が、同プロジェクトのスタートから1年後の2015年には男性16位、女性18位にまで改善されました。

こうした取り組みの中から、普段の生活改善につながるヒントが見つかるかもしれませんね。皆さんも健康長寿目指して実践してみませんか?

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