麹発酵 黒豆搾り

発酵黒豆をギュッと搾ったピュアな黒豆ドリンク
日本健康医学会賞受賞

コラム まめばなし

いつ飲むのがベスト? 経口補水液について

2018/07/27 トピックス   

スポーツドリンクと経口補水液の違いは?


毎年夏になるとCMが流れることもあり、徐々に浸透しつつある「経口補水液」。ところで正しい飲み方を知っていますか?

連日の猛暑で、皆さん体調を崩してはいませんか? ニュースでも繰り返し「ためらわずエアコンの使用を」「命の危険を伴う暑さ」などかなり強い言葉で注意を呼びかけていますよね。

熱中症の予防には水分だけでなくナトリウムなど電解質の補給も必要なことや、スポーツドリンクが手頃でお勧めなことは以前お話しました。

スポーツドリンクとは別に、水と電解質を手軽に補給できる「経口補水液」も登場しましたが、「スポーツドリンクの代わりにしている」「熱中症対策で普段から水代わりに飲んでいる」なんて方はいませんか?

スポーツドリンクはあくまで「清涼飲料水」。一方、経口補水液は、乳幼児や妊産婦、病人などの健康回復といった特別の用途に適した「特別用途食品」です。違いは「電解質濃度」と「糖濃度」。飲みやすさを考えて作られたスポーツドリンクに比べ、経口補水液は電解質濃度が高く糖濃度を抑えています。飲んだ時に少ししょっぱく感じるのはこのためです。

タイミングを考えて適切に飲み分けよう!


スポーツドリンクと経口補水液。どちらも熱中症対策に有効ですが、どのように飲み分ければいいのでしょうか。

スポーツドリンクは文字通りスポーツや日常生活で汗とともに失われた水分と電解質を補うのに適しています。それに対して経口補水液は、すでに脱水症状が出始めている場合に飲むもの。メーカーのサイトにも「軽度から中等度の脱水状態に有効」とあります。

健常時に経口補水液を水やお茶のようにガブ飲みするとナトリウムの過剰摂取につながり、逆に脱水症状が起きてしまったらスポーツドリンクに含まれるナトリウムでは間に合いません。

紛らわしいことに最近、スポーツドリンクと同じ「清涼飲料水」に分類されるにも関わらず、一見すると経口補水液であるかのように表示された商品も販売されていて、消費者庁が注意喚起を行っています。

「脱水時に飲んだら清涼飲料水だった」「清涼飲料水だと思って飲んだらナトリウムを取りすぎてしまった」ということがないよう、購入時にはラベルをよく見て買うようにしましょう。

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